Rebelシリーズの新章が始まる
New Balanceの人気トレーニングシューズ「FuelCell Rebel」が、待望の第5世代にアップデートされました。今回は、その実力をアメリカの有名レビューメディア「Believe in the Run」の実走レビューをもとに徹底解説していきます。
注意:このレビューは、Believe in the Runのオリジナル記事を基にしています。
レビュー元リンク:
https://believeintherun.com/shoe-reviews/new-balance-rebel-v5-review/
シューズの基本情報
- 重さ:約219g(メンズ 27cm)
- ドロップ:6mm
- 価格:$140(米国定価)
- ミッドソール素材:FuelCell(PEBAとEVAのブレンド)
- アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソールに使われているFuelCellフォームは、PEBAの高反発性とEVAの安定性・耐久性をバランスよく兼ね備えたブレンド素材です。
その結果、軽量でスピード感のあるライド感と、デイリートレーナーとしての安心感を両立しています。
魅力的なポイント5選
① ミッドソールが大幅進化
v4まではTPU主体のFuelCellフォームが使われていましたが、v5ではより高反発なPEBAとのブレンドに変更。軽さと反発性が明らかに向上し、「エリート向けのトレーナー」としても通用する仕上がりに。
② 安定感と柔らかさの絶妙なバランス
ミッドソールの形状がややフラット気味に広がっており、接地時の安定感がアップ。過去モデルにあった「ぐらつき感」が軽減され、テンポ走やジョグでも安心感のある走りが可能になりました。
③ 軽量なのに耐久性も◎
ソール下部のラバー配置が巧みで、軽さを保ちつつ耐久性を確保。トラックでのスピード練習から舗装路のテンポ走まで幅広くカバーできる一足に。
④ 足に吸い付くようなアッパー
エンジニアードメッシュは足当たりが非常に柔らかく、長時間履いてもストレスが少ない。前足部はやや広めに作られており、自然な足の広がりも妨げません。
⑤ プレートなしでもテンポ走が楽しい
最近のテンポシューズはカーボン搭載が主流ですが、Rebel v5はあえてプレートなし。それでも前への転がり感や反発がしっかり感じられ、毎日のスピード練習にもってこいです。
向いている人・用途
● こんなランナーにおすすめ
- テンポ走やインターバルを軽快にこなしたい中上級者
- カーボンなしのナチュラルな反発感を求めている人
- 軽量&高反発なジョグ用シューズを探している人
● このシューズが活躍する場面
- テンポ走、ビルドアップ、インターバル
- スピードジョグやEペース
- 駅伝・ロードレースでの非カーボンレーサーとして
まとめ
New Balance FuelCell Rebel v5は、「軽量」「高反発」「ナチュラルライド」の三拍子がそろった一足。従来モデルよりもさらにランナー目線に寄り添った作りになっており、トレーニングの中核を担うシューズとして強くおすすめできます。
特に、毎日のように走る中で「今日はちょっとスピードを出してみたい」と思ったときに、このRebel v5は最高の相棒になってくれるでしょう。
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