Nikeが誇るスタビリティシューズの定番「Structure」シリーズが、最新モデル「Structure 26」となって帰ってきました。今回もアメリカの有名レビューメディア「Believe in the Run」のファーストインプレッションをもとに、この伝統と革新が融合した一足を徹底解説していきます。
※このレビューは、Believe in the Runのオリジナル記事を基にしています。
レビュー元リンク:
https://believeintherun.com/nike-structure-26-first-look/
シューズの基本情報
- 定価:$145(米国定価)
- ミッドソール素材:ReactXフォーム
- サポート構造:新しいミッドフットサポートシステム搭載
- 位置づけ:安定系トレーナー(スタビリティシューズ)
- 使用想定:ジョグ、LSD、日常のトレーニング全般
魅力的なポイント5選
① 伝統の「安心感ある履き心地」はそのまま
Structureシリーズの特徴でもある“しっかりとしたヒール周り”と“ブレを抑える作り”は健在。
足を包み込むようなパッドの厚み、安定したミッドフットの構造が、着地から蹴り出しまで一貫して“守られている”感覚を与えてくれます。
クラシックなNikeランニングシューズの感触が蘇る、とレビュワーもコメントしています。
② 革新的なReactXフォームを採用
従来のReactフォームに代わって、「Structure 26」には新素材ReactXが採用されました。
このフォームは、エネルギーリターンの向上(+13%)に加え、製造工程の炭素排出を43%削減するという環境配慮型の素材でもあります。
柔らかすぎず、適度なクッショニングで“沈まない安心感”を提供するのが特長です。
③ 新・ミッドフットサポート構造
最大のアップデートポイントとも言えるのが、新しいミッドフットサポート構造です。
前モデルまでとは異なり、内側だけでなくミッドフット全体でブレをコントロール。
レビュー内では「安定性を出すための“支柱”的なパーツの存在は見られなかった」とされており、
ナチュラルな作りながらもしっかりした安定感を実現しています。
④ アッパーの快適性が向上
エンジニアードメッシュアッパーは非常にソフトで、通気性も抜群。
特にヒール周りのパッドが厚めで、足全体を「ぬいぐるみのように」包み込むフィーリングと表現されています。
シューレース周辺もよく調整されており、足全体をバランス良く固定してくれます。
⑤ Nikeのエリートランナーもトレーニングに使用
Galen Rupp、Sinclaire Johnson、Cole HockerといったNike契約のエリートアスリートたちが、日々のトレーニングでこのStructure 26を使っているとのこと。
スピードシューズではなく、「毎日履ける信頼のパートナー」として、長距離の安定走に用いている点も注目ポイントです。
向いている人・用途
● こんなランナーにおすすめ
- オーバープロネーション傾向があり、安定性の高いシューズを求めている人
- 長時間走っても足が崩れにくい“守られる”感覚を重視する人
- 柔らかすぎず、適度に反発のあるフォームを好む人
- 毎日のジョグやLSDに使える安心感のあるシューズが欲しい人
● 活躍するシーン
- デイリートレーニング、ジョグ、リカバリーラン
- フォームを意識した安定走
- 長時間の通勤やウォーキングにもおすすめ
まとめ
Nike Structure 26は、スタビリティシューズの「伝統」とReactXという「革新」が絶妙に交わった一足。
安定性はしっかり残しつつも、過度な硬さを感じさせない自然な履き心地が魅力です。
毎日履きたくなるような「守りのシューズ」として、今後も多くのランナーの足元を支える存在になっていくでしょう。
レビュー引用元:
Believe in the Run – Nike Structure 26 First Look
https://believeintherun.com/nike-structure-26-first-look/
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