ついについにBoston 13が登場
Adizeroシリーズの中でも高い人気を誇る「Adizero Boston」から、待望の最新作「Boston 13」が登場しました。
5月1日には限定カラー「Boston 13 EQT」が先行発売され、6月4日からは通常モデルが順次リリースされる予定です。販売は、アディダスの一部直営店舗、公式オンラインストア、公式アプリなどで取り扱われます。
過去モデルにおいて賛否両論あった“重厚化”の流れに対し、Boston 13では改良が加えられ、「これ1足で全部こなせる」という万能トレーナーとしての完成度がさらに高まったと注目されています。
本記事では、Believe in the RunのYouTubeレビューと、Adidasの公式情報をもとに、Boston 13の進化ポイントを詳しく解説します!
🎥 元動画はこちら → Adidas Adizero Boston 13 | Full Review
📝 公式発表はこちら → Adidas公式ニュースリリース
シューズの基本情報(重さ・価格・特徴など)
- モデル名:Adidas Adizero Boston 13
- 発売時期:5月1日(EQTカラー先行)、6月4日(通常モデル)
- 価格:18,700円(税込)
- 重さ:
- メンズ(27cm):255g
- ウィメンズ(24.5cm相当):213g(7.5oz)
- ドロップ:6mm(ヒール36mm / 前足部30mm)
- ミッドソール構成:
- Lightstrike Pro(バウンスと反発性)
- Lightstrike EVA(安定性と耐久性)
- ENERGYRODS(カーボン風ナイロンロッド)
- アウトソール:
- Continental™ラバー
- Lighttraxion(グリップ強化)
- 環境配慮:リサイクル素材を20%以上使用
魅力的なポイント5選
1. 軽さと安定性を両立した新設計ミッドソール
Lightstrike Proが14%増量され、接地感は軽やかで反発性も向上。 ENERGYRODSとの組み合わせにより、テンポ走やロング走でも足のブレを抑えつつ、スムーズな体重移動が可能になっています。
2. 快適性が飛躍的に向上したアッパー構造
エンジニアードメッシュを採用し、通気性とサポート性のバランスが秀逸。 特にタンとヒール周りの改良は大きく、アキレス腱周辺の摩擦や不快感を軽減しています。
3. 程よいバウンスと反発感
前作12に比べ、若干硬めとのレビューもありますが、柔らかすぎないことで長時間のランでも安定したフォームを維持しやすいという意見も。特にヒールからミッドフット着地のランナーにフィットしやすい設計です。
4. “ジャック・オブ・オールトレード”としての万能性
ジョグ、テンポ走、ロング走、さらには軽めのスピード練にも対応。 「複数のシューズを使い分けるのが面倒」というランナーにとって、これ1足で済ませられるという安心感は大きな魅力です。
5. 雨でも安心な高いグリップ性能と耐久性
新設計のLighttraxionアウトソールは、滑りにくく耐摩耗性にも優れています。 ラグを大きくしすぎず、スムーズな重心移動を妨げないデザインも好印象です。
向いている人・用途
✅ こんな人におすすめ:
- トレーニングからレース手前のスピード練習まで幅広く使いたい人
- シューズ選びに迷いたくない、万能系シューズを1足欲しい人
- Boston 12が合っていた人(同系統のアップデート)
- 中重量級ランナー(適度な剛性と安定性が相性◎)
🙅♂️ 合わないかもしれない人:
- 柔らかい履き心地を最優先する方(バウンス系の柔らかさは控えめ)
- 軽量レース用シューズのような極限の反発感を求める方
まとめ
Adizero Boston 13は、まさに“迷ったらこれ”の王道トレーナーです。
特定の用途に特化しているわけではありませんが、テンポ走、ロング走、ジョグ、どれにおいても90点を叩き出す“万能型”。
そして、ヒール周りのアップデートやアウトソールのグリップ改善など、細部の改良も地味ながら効果的。
軽さ・反発・安定・汎用性のバランスに優れ、特に「1足だけでトレーニングローテーションを回したい」ランナーにとって、理想的な1足と言えるでしょう。
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